東海大学医学部付属病院 消化器内科学

病院紹介

東海大学医学部付属病院消化器内科学のページをご覧頂きありがとうございます。
当院は神奈川県の中心部に程近く、南に相模湾を眺望し、西北に丹沢・大山国定公園に囲まれた自然環境の豊かな伊勢原市にある大学病院です。
消化管班では、現在、２名の教授、１名の講師、４名の助教にて炎症性腸疾患診療を担当しています。
約400名ほどの潰瘍性大腸炎・クローン病患者の外来診療及び入院治療を行い、神奈川県県央から県西地域を中心に、伊勢原市・秦野市・小田原市・厚木市・海老名市・平塚市在住の方が、多く来院されております。粘血便や腹痛、下痢を主訴に初診で受診される患者さんもいれば、近年増加傾向である5-ASAアレルギーや、次々と登場する生物学的製剤・低分子化合物製剤の選択に難渋する場合、妊娠・出産にあたる場面や、転居や進学等、様々な理由でのご紹介も受けています。潰瘍性大腸炎では、軽症から劇症、難治例まで広く診療を行い、クローン病でも、様々な小腸精査や内視鏡的バルーン拡張術にも取り組んでおります。
地域・社会に貢献すべく今後も努力を続ける所存ですので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

診察時間

受付時間
受付時間　午前：8時00分～11時00分となっております。
月～金曜日までの平日午前枠及び、土曜は第1・3・5週の診療を行っております。（不定期で休診日あり）
土曜日は学業や就業で平日受診できない方を中心に診療を行っております。
適宜ご相談頂ければと存じます。

休診日
日曜日・祝日、第2・4土曜日／12月29日～1月3日（年末年始）

炎症性腸疾患診療は、月～土曜まで各曜日に消化管班医師が外来に出ておりますので、対応可能です。　　
当院では小児患者は15歳未満は小児科・小児外科領域において、15歳以上からは消化器内科が担当としております。小児科との連携も適宜しております。
また、土曜日でも第1・3・5週は、生物学的製剤の投与を行っています。
（不定期で休診日あり）　

取り扱い薬剤（2024年2月現在）

5-ASA製剤（ペンタサ®、アサコール®、リアルダ®、サラゾピリン®）

各坐剤・注腸剤・フォーム剤

各種ステロイド製剤

免疫調節薬（イムラン®、ロイケリン®）保険適応外

生物学的製剤（レミケード®（インフリキシマブBS）、ヒュミラ® (アダリムマブBS)、シンポニー®、エンタイビオ®、ステラーラ®、オンボー®、スキリージ®）、低分子化合物（ゼルヤンツ®、ジセレカ®、リンヴォック®、カログラ®、タクロリムス経口投与）

血球成分除去療法

治験あり

可能な検査

上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、小腸内視鏡検査（ダブルバルーン内視鏡）、CT検査、MRI検査、超音波検査、小腸造影

特に用いる小腸精査（小腸造影検査、CTエンテログラフィー、カプセル内視鏡検査、ダブルバルーン内視鏡検査）
※MRエンテログラフィーも可能です。
上部消化管内視鏡検査は月～土曜午前、下部消化管内視鏡検査は月～金曜午後（午前枠もあり）、ダブルバルーン内視鏡を用いた小腸内視鏡は火曜＋α、
CT検査・MRI検査・超音波検査は月～土曜まで対応可能です。
小腸造影精査は金曜日8:30からの枠のみ、CTエンテログラフィーやMRエンテログラフィーは下部消化管内視鏡検査日と同日に施行、カプセル内視鏡検査は平日8:30より行っております。
内視鏡的バルーン拡張術も適宜施行しています。

紹介病院、関連病院

海老名総合病院、神奈川病院、湘南大磯病院、伊勢原協同病院、小田原市立病院、秦野赤十字病院、平塚共済病院、平塚市民病院、厚木市立病院など他、近隣地区からのご紹介を受けております。

研究

基礎研究及び、臨床研究は多施設共同研究を中心に現在実施中。

医師からのメッセージ

当院では、患者さんにストレスのない通院をして頂けるよう心掛けています。潰瘍性大腸炎やクローン病という特定疾患について、一緒に向き合うことで、心身ともに健康でいられる日々を提供できるよう努力して参ります。立地については、東名高速、厚木ICや伊勢原大山ICより車で約10分、小田急線伊勢原駅よりバス・タクシーでの通院も可能です。
第1、3、5土曜日においても外来診療や生物学的製剤投与も可能ですので、ご相談いただけますと幸いです。